トップ / 研究事業 / 健康共生
健康共生プロジェクトSHELP / 事業概要
- 研究題目: 健康寿命を延伸する共生型ロボットAIの研究開発
- 研究期間: 2020年度〜2022年度
- 研究体制: 三枝 亮・ 高尾 秀伸・ 上田 麻理・ 饗場 直美
- 学生メンバ専用 (認証保護) : HSユニット・卒業研究
- 管理メンバ専用 (認証保護) : 研究分担者・事務局
健康共生プロジェクトSHELP / 研究概要
少子高齢社会の時代を迎えている日本では、2025年の「国民の健康寿命が延伸する社会」の構築の完成を目指して、「高齢者介護の介護予防」「現役世代からの健康づくり対策」「医療資源の有効活用に向けた取組」を柱とする予防・健康管理の施策を推進しています。このような背景より国内外では、健康寿命に関与する心身機能、栄養状態、社会参加などの維持改善を目的とした研究が盛んに行われていますが、生活者本人の健康への意識を高めたり、健康に至る行動が自然と生まれるような生活環境のあり方、作り方は良く分かっていません。
本研究では、人間の認知運動の発達過程における模倣行動に着目し、共生型ロボットAIシステムが人間集団の認知行動を機械学習して模倣的に同調し介入することで、人間が本来持っている健康への自発的な特性を強化することを目的とします。これまでの研究より、共生型ロボットが介護施設の入所者に付き添って自由に徘徊できるよう支援することで、夜間の不眠や不穏な行動が改善する場合があることが分かってきました。本研究では居住空間にロボット、センサネットワーク、ヒューマンインタフェース、クラウドAIを導入し、人間集団に同調して自立を促すように介入することで、健康寿命が延伸するきっかけを生み出します。
「健康寿命を延伸する共生型ロボットAIの研究開発」研究イメージ
健康共生プロジェクトSHELP / 学生研究プロジェクト
先進技術研究所「健康寿命を延伸する共生型ロボットAIの研究開発」では、学生研究プロジェクトに参加する学生を募集しています。
- 研究課題: 健康寿命を延ばす支援技術(例えば、歩行・会話・食事への支援など)
- 募集人数: 20名程度(応募状況により変更あり)
- 募集期間: 研究期間内で常時募集しています(参加決定後、速やかに研究活動を開始します)
- 研究期間: 研究期間内で半期単位(参加状況に基づいて適宜継続いただきます)
- 応募連絡: プロジェクト事務局までご連絡ください(下記の問い合わせ先を参照)
<プロジェクトの案内> 少子高齢化が進む日本では、「国民の健康寿命を延ばす社会」の構築を目指して、介護予防や健康管理の施策を推進しています。一方、日常のなかで人々から健康への意識や行動を引き出すための方法や環境のあり方は、未だ良く分かっていません。本研究では居住空間に機械学習するロボットAIを導入し、歩行、会話、食事などの場面に介入して自立的な行動や認知を促すことで、私たちの健康寿命を延ばすきっかけを生み出します。(大学総合案内2021より)
健康共生プロジェクトSHELP / 事務局
研究プロジェクト事務局